インテリア小成

私たちお店の歴史をご紹介します

明治時代の後半、荒物雑貨販売の店としてスタートしたようです。
今は懐かしい竹製品の竹こおりや竹ざる・竹かご・竹の背負い篭、盆篭などなど・・・
（創業1902年（明治35年5月1日）というのは、宮古商工会議所の記録によります。）

その道のりは、昭和以降でも昭和8年3月3日の昭和三陸地震による大津波、昭和22年のカザリン台風と翌昭和23年のアイオン台風による相次いでの洪水被害、平成23年の東日本大震災の被災、令和2年の台風10号の洪水など自然災害との厳しい闘いの歴史でもありました。

貴重な記録もすべて流出してしまいましたが、当地方の多くの皆様と同様に復興を繰り返して、たばこ販売、静岡のお茶、竹ホーキ、座敷ホーキ、柳こおりなどの販売、そして漁業の盛んな港町ならではのマニラロープ、綿糸、平麻なども販売。さらにタンス、鏡台などの婚礼家具や今でいうサイドボードである茶箪笥、やぐらこたつなども扱っておりました。また瀬戸物類も沢山扱っておりましたが、度重なる災害により、扱い商品も徐々に変わってまいりました。

戦後、畳表やござ類の扱いが大きくなり、それに伴ってカーテン・カーペットの販売や室内装飾品の販売も行うようになりました。昭和30年頃はまだ既製カーテンはありませんでしたので、店内でオーダーカーテンの縫製も手掛けておりました。

その後、一般家庭のカーテン・ブラインド・カーペットなどの販売施工のほか学校や事業所および公共施設のカーテン・緞帳・ブラインド・カーペット工事など多岐にわたりご利用いただいております。

また、昭和58年にギフトのシャディ㈱の代理店として、ギフト販売も手掛けるなど時代のライフスタイルに合わせて扱い商品を変えながら、現在に至っております。